英語初級者が“話せない”を抜け出す最初の一歩とは

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英語を話せるようになりたい、でも、、、、という思いがある人は多いのではないでしょうか。

「そもそも英語が読めない」「読めるし書けるけど話せない」「間違えたら恥ずかしい」―――人によって”でも”の先は違うと思います。
英語が話せるようになりたいけどできない理由には、いくつかタイプがあります。
そして、自分がどのタイプに当てはまるのかを理解することで、解決の糸口は必ず見えてきます。

この記事では、英語初級者が「話せない」状態を抜け出すための第一歩を、タイプ別にわかりやすく紹介します。

目次

あなたが「話せない」と感じる理由を見つけよう

英語を話せるようになりたいけどできない理由は、実は理由は人によって違います。
まずは自分がどんなタイプに近いのかを知ることから始めてみましょう。
一つだけに当てはまる人も、複数に当てはまる人もいると思います。

知識不足タイプ——言いたいことを英語にできない人

文法や単語のインプットが足りておらず、そもそも英語でどう言えばいいのか分からない人です。

中学英語の内容をすっかり忘れていたり、単語をあまり覚えていないことで、そもそもどうやって言いたいことを英語にすればいいのかがわからず、英語を話す場面に身を置くことも難しいのではないでしょうか。

特に単語力の不足は大きな壁です。
文法が少しくらい間違っていても単語さえ伝われば通じることも多いですが、単語が出てこないと何も始まりません。

練習不足タイプ——知識はあるのに口から出てこない人

このタイプの人は、文法も単語もある程度身についています。

学生時代の勉強を真面目にこなしてきたタイプに多く、「読む・書く」はできても「話す」になると頭が真っ白になることがあります。
頭では理解しているのに、声に出す練習をしてこなかったため、英語を「使う感覚」がまだ育っていないのです。

心理的ブロックタイプ——英語を話すことに怖さを感じる人

「間違えたら恥ずかしい」「発音が変だと思われそう」
そんな不安から、言いたいことがあっても言葉が出てこない人です。

この心理的ハードルには、日本特有の文化的背景も関係しています。
学校で英語を話すと笑われたり、逆に発音が良いとからかわれたりする。
そんな経験を持つ人は少なくありません。

そうした環境で育つと、「英語を話すのは恥ずかしいこと」と思い込んでしまうのも無理はありません。

自分のタイプを見極めて次のステップへ

自分がどのタイプに近いのかを知ることは、これからの学び方を考える手がかりになります。
なんとなく「話せない」と思っていた人も、理由が分かるだけで少し気が楽になるはずです。
次の章からは、それぞれのタイプ別に“最初の一歩”を紹介していきます。

知識不足タイプの人が“話せるようになる”第一歩

この章では”知識不足タイプ”の人が何から手を付ければいいかを紹介します。

大人になってから「英語を話せるようになりたい」と思ったけれど、学生時代に習ったことをほとんど覚えていなかったり、当時あまり真面目に勉強してこなかったりする人は意外と多いのではないでしょうか。

このタイプの人はとにかくまず、もう一度英語の基礎である中学レベルの文法と単語のインプットをやり直すことです。

日常英会話で使う表現の大部分は、中学レベルの文法と単語で十分カバーできます。
つまり、今からでも中学英語をやり直すことが、“話せるようになる”ための最短ルートなのです。

まずは文法の学び直しから

「文法」と聞くと、なんだか難しそうに感じるかもしれません。
けれど、話すときに必要なのは試験で満点を取るような細かい知識ではありません。

たとえば「I want to」「Can I」「I have been to」などの基本パターンを理解して使えるようになるだけで、言いたいことの幅はぐっと広がります。

おすすめは、例文中心の教材を使うこと。
この文法はこういう場面で使うんだ!ということをセットで勉強することで、”使える英語”を学ぶことができます。
おすすめの文法教材はこちらです。(とはいえ、自分で書店に赴き「これならやれそう」と思えるものを使うのが一番です)

ボキャブラリーを増やして「言いたいこと」を言えるようにする

そして、使える単語を増やすことも、話せるようになるための第一歩です。
実際、文法が多少間違っていても、単語を並べるだけでも会話は成り立ちます。
難しい単語を覚える必要はありません。

たとえば「get」「take」「go」「make」といった基本動詞の使い方を増やすだけでも、驚くほど言えることが広がります。

単語を一つずつ覚えるだけでなく、その単語が含まれるよく使うフレーズを丸ごと覚えるのもおすすめです。
こうして表現を少しずつ増やしていくことで、会話の土台がしっかりしていきます。
おすすめのボキャブラリー強化のための教材はこちらです。

中学レベルをやり直すことが、最短ルートになる

英語を話せるようになりたいとき、つい「難しい表現」や「ネイティブっぽさ」を求めてしまいがちです。
けれど実際に必要なのは、中学レベルの文法と単語を使いこなせることです。
英会話スクールの講師や海外在住者の多くも、最初はこの基礎からやり直しています。
土台を整えれば、どんなに時間が経っていても必ず話せるようになります。

練習不足タイプの人が“話せるようになる”第一歩

中学英語の内容は理解できるし、簡単な文も作れる。
それなのに、いざ話そうとすると言葉が出てこない——。

そんな人は、「頭の中にある知識を口に出す練習」が足りていないだけかもしれません。
文法や単語の理解があるなら、あとは“使う練習”を積み重ねるだけ。
ここでは、まず一人でもできるトレーニングから人と話す実践練習まで、段階的に取り入れる方法を紹介します。

一人でもできるアウトプット練習から始める

英語を話す練習は、誰かと会話しなくても始められます。
たとえばシャドーイング英語の独り言は、初心者でも取り入れやすく、効果が出やすい方法です。

シャドーイングは英語の音声を少し遅れて真似して発音する練習です。
リスニング力だけでなく、口の筋肉が英語のリズムに慣れていきます。

独り言練習は家で「I’m making coffee.」「It’s sunny today.」など、目の前のことを英語でつぶやく練習です。
文法が間違っていても構いません。
「英語を口に出すこと」に慣れるのが目的です。

最初はぎこちなくても、声に出すことで“英語を使う感覚”が少しずつ育っていきます。

シャドーイングの私流の詳しいやり方はこちらの記事で紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

オンライン英会話を活用して実際に話す機会をつくる

一人練習に慣れてきたら、次は対人でのアウトプットに挑戦してみましょう。
実際に人と話すことで、緊張感も増しますが、同時に学びも圧倒的に増えます。

オンライン英会話を使うのが良いかと思いますが、ChatGPTやその他AIとの会話ツールでも構いません。

レッスン前に軽くでもいいので「話す内容」を準備しておくのがおすすめです。
自分が話しやすいテーマを英語で書いておき、それを実際にレッスンで話してみるのがいいかと思います。

うまく言えなかった部分はメモしておき、次回のレッスンで言い直してみる。
この繰り返しが、英語を“実際に使える力”へと変えていきます。

間違えても大丈夫。「英語を口に出すこと」に慣れよう

最初のうちは、文法も発音も気にしなくて構いません。
英会話で大切なのは「完璧さ」よりも「場数」です。

英語を口に出す機会をたくさん持つことで、脳と口が英語を話すことに慣れ、だんだんすらすら話すことができるようになります。

心理的ブロックタイプの人が“話せるようになる”第一歩

英語を話したい気持ちはあるのに、いざ声に出そうとすると体が固まってしまう。
「間違えたら恥ずかしい」「発音が変だと思われたくない」——そんな気持ちを抱えている人は多いと思います。

このタイプの人は心理的なブロックが原因です。

怖さを完全になくすことは難しくても、少しずつ「安心して話せる環境」を整えることで、自信を取り戻すことはできます。

否定されない環境で安心して話す

英語を話すとき、最も大切なのは「間違えても大丈夫」と思える環境です。
オンライン英会話出相性の良い講師を探す、英会話カフェなどの”英語が苦手な人が英語を話すのが当たり前の場”に行く、などです。

人前で話すときに緊張してしまうのは、自分の英語を否定された経験があるから。
日本では、学校の授業で笑われたり、発音をからかったりする風潮がよくあり、自分がされたわけではなくとも、そのような雰囲気を経験した人は多いでしょう。
こうした経験が、「英語を話す=恥ずかしいこと」という思い込みを生みます。

けれど、世界では多くの人が完璧でない英語を使ってコミュニケーションしています。
日本人の英語を笑うのは、実は日本人だけなのです。

大事なのは文法の正確さではなく、「相手に伝える姿勢」です。

相性の良い講師と信頼関係を築く

「英語を話すのが怖い」という人にとって、話す相手が誰か——これはとても大きなポイントです。

私はTORAIZのコーチングサービスを利用していましたが、そのサービスの一環としてネイティブ講師とのオンラインレッスンがありました。
TORAIZのオンライン英会話レッスンは、曜日と時間と講師が固定です。
同じ講師とのレッスンのため、レッスンを重ねるごとに相手の人柄や価値観がわかってくるため、レッスンにおける安心感が増します。

これは、TORAIZに限らずどのオンライン英会話でも実現できます。
同じ講師を指名し続けることで、関係が深まり、自然と英語を話す時間が“楽しい時間”に変わっていきます。

「怖い」は悪いことじゃない

「緊張する自分がダメだ」と思う必要はありません。
むしろ、うまく話したいという思いがあるからこそ、怖さを感じるのです。

誰でも最初は不安です。
でも、間違えても笑わない相手や、受け入れてくれる環境があると、少しずつ「話してみようかな」という気持ちが生まれます。

怖さをなくすのではなく、怖いまま一歩踏み出せる環境をつくる
それが、“英語を話すのが怖い人”にとっての第一歩です。

私が「話せるようになってきた」と実感した3か月の記録

ここまで紹介してきた「基礎を整える」「一人で練習する」「安心して話す環境をつくる」。

実はこれは、私自身がTORAIZという英語コーチングサービスを利用しながら実践していたことでもあります。

TORAIZでは、毎日の学習でシャドーイングフレーズ暗記を行い、週3回のオンライン英会話でネイティブ講師と対話する——この3つが学習の柱でした。

いずれも「英語を使って慣れる」ことに焦点を置いた内容で、続けるほどに、“使える英語”が体に染みついていくのを実感しました。

カリキュラム自体は1年でしたが、始めて3カ月ほどで「なんかしゃべれるようになってきたかも!」と思えるようになりました。

同じ講師との英会話レッスンでは、自己紹介などといったありきたりなトピックは1回だけで、社会問題や趣味の話など深い話も英語でできるようになりました。
具体的なTORAIZとの二人三脚のエピソードはこちらの記事に書いていますので、ぜひ読んでみてください!

続けることで見えてくる“通じる英語”の楽しさ

英語を話せるようになる道のりは、決して一瞬ではありません。
けれど、基礎を整え、声に出し、安心できる環境で続けていけば、少しずつ「通じた」「話せた」という瞬間が増えていきます。

その小さな積み重ねが、自信を育ててくれる。
そして気づけば、英語は“勉強するもの”ではなく、“使うもの”になっています。

焦らず、あきらめず、今日の一歩を積み重ねていきましょう。

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