30代からでも遅くない!社会人がオーストラリア短期留学で見つけた新しいキャリアの道

社会人でも遅くない!留学で見つける新しい自分
目次

はじめに

社会人になってから「一度は留学してみたい」と考えたことがある方は少なくないと思います。
学生時代にはさまざまな事情で挑戦できなかったとしても、社会に出てから再びその思いが蘇ることがあります。
私もその一人でした。

でも、社会人が留学を実行に移すのは簡単ではありません。仕事や生活、体調、そして将来のキャリアを考えると、大きなリスクを伴います。
そこで私が選んだのは「短期語学留学」でした。1か月から数か月という期間で、海外生活や語学学習を体験できる選択肢です。

今回は、私がオーストラリア・ブリスベンで過ごした約1か月の短期留学体験をもとに、実際に感じたこと、得られた学び、そして社会人が挑戦する意義についてお伝えしたいと思います。

社会人が短期語学留学を選んだ理由

なぜ短期語学留学を選んだのか

社会人がいきなり長期留学をするのはハードルが高いものです。仕事を長期間離れることのリスク、経済的な負担、そして体調面の不安もあります。私自身もメンタル不調で休職・退職していたこともあり、無理をすると再び体を壊してしまうのではないかという懸念がありました。

だからこそ、まずは「短期」で挑戦してみることにしました。
期間を区切ることで経済的な面だけでなく「生活が合わなくても1か月で帰れる」という安心感があり、学びと生活の両面で負担を抑えられると考えたのです。

なぜオーストラリア・ブリスベンを選んだのか

私は留学先としてオーストラリア・ブリスベンを選びました。

候補としては大学時代に1か月滞在したイギリスや、アジアで英語圏のシンガポール、ハワイやカナダなどもありました。
もともとヨーロッパの街並みが好きだったので、もう一度イギリスに行きたいな~という気持ちも強かったのですが、長距離フライトや大きな時差、そして何より”曇りが多い”という気候が私にとっては難しい条件でした。

そこで選んだのがオーストラリアでした。
日本との時差が少なく、気候も穏やかで過ごしやすい。
ブリスベンは亜熱帯気候で、年間300日以上晴れの穏やかな気候です。
シドニーやメルボルンなどの大都市ほどの喧騒はなく、かといって田舎すぎることもない「ちょうどよい」規模の街です。
結果的にこの選択は大正解でした。

持病を抱えながらの入念な準備

鬱病による休職経験がある私にとって、留学は心身への大きなチャレンジでした。
一度とある留学エージェントから持病を理由に支援を断られてしまったこともあり、準備は慎重に行いました。


出発前には医師に相談し、診断書を語学学校にも確認してもらいました。
もし体調を崩した場合は帰国してもらう可能性がある、ということを理解して渡航しました。

また、医薬品をオーストラリアに持ち込む必要があったので、医師に薬の処方箋・処方内容を英語で記載した書類を書いてもらい、税関でトラブルが起きないようにしました。


入念に事前準備をすることで安心して渡航でき、現地でも「無理しない」と決めて過ごせたことで、結果的に留学生活を楽しむことができました。

語学学校での学び

語学学校の質の高さ

ブリスベンで通ったのは「Impact English College」という語学学校です。
先生方はネイティブスピーカーでありながら、文法や言語構造を論理的に説明できる力を持っていました。たしか、TESOLなどの認定を受けている先生方だったと思います。

社会人になってからは”英会話”に重きを置いて勉強していましたが、改めて文法を体系立てて学べる授業は非常に充実していました。その上、英文法を英語で学ぶことにより”ニュアンスの違い”を感覚で理解することができるのだという発見をしました。


さらに最も効果的だったのは厳格な「English Only Policy(母国語禁止ルール)」が徹底されていることでした。
語学学校が入っている建物内で英語以外の言語をしゃべった場合(エレベーター内でも、階段でも、電話でも、ボイスチャットでも!)は1日停学、という厳しいルールです。

生徒は日本人と台湾人がとても多かったのですが、同じ母国語のクラスメイト同士でも英語で話す環境でした。
最初は戸惑いもありましたが、その環境が自分を伸ばしてくれました。

大学時代に1か月イギリスに行ったときは、語学学校内でも日本人同士で日本語で会話してしまい、あまり英語力が伸びなかった、、、という苦い経験があったため、このルールは非常に有効だと感じました。

英語力はどれくらい伸びた?

まず前提として、私は渡航前に1年半ほど日本で毎日3時間英語の勉強をしており、IELTS7.0、TOEIC875点の状態でした。
正直、留学前にここまで英語力を上げる必要は全くないです。私はたまたまそういう状況だった、というだけです。

たった1か月でしたので、大幅な英語力の向上はありませんでした。
しかし、限られた時間であってもEnglish Only Policyの環境において自ら英語で発言する機会をたくさん作ることで、英語を話すことへのハードルがぐんと下がりました。
何かを考えるときも自然と英語で考えることも増え、自分の中に英語がしみついてきている!と感じました。

私の周りには、ほぼ全く英語を話せない、聞けない、という生徒も何人もいました。なんとか話せるけど、話すことに抵抗がある、という人ももちろんいました。
でも、毎日英語を話す環境にいると、だんだん話せるようになっていくのが他人の私でもわかりました。

中でも印象的なエピソードがあります。
たどたどしいながらもなんとか英語を話せる日本人の友人と、それなりに流暢に英語を話せる台湾人、私の3人で休日にでかけたときのことです。
台湾人の友人と私はクラスメイトでもあったので、当日の朝からいつも通りのペースで英語の会話をしていました。
日本人の友人はクラスが一つ下のレベルであったこともあり、最初はなかなか会話に入ることができず、私が発言を促したり時折日本語に訳したり、日本語を英語に訳したりしながら会話をしていました。
でも、時間が経つにつれて英語で会話をするペースに慣れてきて、私が促さなくても英語で発言をすることが増え、夜に帰るころには朝とは比べ物にならないくらい英語で話せるようになっていました。
台湾人の友人も同じ感想を持ったようで、”英語を話さざるを得ない状況””英語を間違えても否定されたり笑われたりしない状況”というのは、英語を伸ばすのに大事なんだな、と思いました。
また、その日本人の友人が劇的に英語を話せるようになったのは「英語でこれを話したい!」という思いが強かったことも大きな要因だったと思います。
結局英語は”伝えるための手段”ですから、伝えたいことがある人の上達は速いですね。

ブリスベンでの生活が心地よかった理由

生活のしやすさ

ブリスベンの街は、ほどよく都会で、ほどよく田舎で、とても生活しやすい環境でした。
街の中心部(CBDと呼ばれるエリア)には、UNIQLOやZARA、マクドナルド、本屋、カフェやレストラン、フードコート、スーパーももちろんあります。

それだけでなくいたるところに公園やベンチがあり、道のわきには多くの木が生えているため日陰も多いためいつでも休むことができます。


さらに「Cultural center」というエリアには、図書館や映画館、美術館、博物館があります。
中でもクイーンズランド州立図書館は学習環境として最高でした。メルボルンにあるビクトリア州立図書館と違って観光地化されていないため静かで、かつ机と椅子もたくさんあるため落ち着いて勉強に集中できました。
(ちなみに、ビクトリア州立図書館はとっても美しいのでぜひ一度訪れてみてください!)
カフェもあるので勉強に疲れたときに一息入れることもでき、私のお気に入りスポットになりました。

心境の変化と新しい気づき

前回の記事で書きましたが、鬱病になって休職してから私はよく行っていたスターバックスに一時的に行けなくなったり、初めてのお店に入ることにものすごい勇気がいるようになっていました。
(もともと初めてのお店にひとりで行くのは苦手なのですが、より苦手になっていました)
初めて訪れるブリスベンでは、すべてのお店が初めてになるわけです。でも、ブリスベンではそれが不思議と楽しく、怖さを感じませんでした。新しい環境に飛び込むことが「自然」であったからでしょう。

また、クラスメイトの多くはおおよそひとまわり年下の大学生で、その”若さ”に一瞬うらやましさを感じたりもしましたが、その反面、年齢が上であることで必要以上に仲良くすることに固執する必要もなく、精神的な安定を保つことができました。
大学生には若さがあり、私には経験があった、、という、ただそれだけの違いで、うらやましく感じる必要はなかったですね。

留学を終えて感じたこと

足りなかった1か月とポジティブな後悔

1か月の語学学校を終えてまず思ったのは「1か月では足りなかった」ということです。
慣れてきたころに卒業したため、もっとこの環境で英語を上達させたかったな~、と素直に思いました。

でも、渡航前は慣れない環境への不安も大きく、実際ホームステイでの生活に限界を感じていたことも事実だったので、結果1か月で良かったのかもしれません。

社会人だからこそ得られた成長と視点

若い頃と違い、社会人として留学すると「短期間でいかに効果を最大化するか」を強く意識します。

必要以上に日本人同士で交流することもなく、学校以外でも英語を話す意識を強く持って過ごすことができました。
また、単なる語学習得だけでなく、生活の仕方や人との関わり方、そして自分の心身のバランスをどう取るか。
短期留学を経て「自分はまだまだ学べる」「キャリアの選択肢は広がっている」と実感しました。
これは社会人になってから留学したからこそ得られた大きな視点だと思います。

更に、周りの日本人は大学生が多かったように思いますが、他国から来ている学生は社会人で休職して来ている、退職して来た、など色々な人がいました。
日本にいると、留学は学生がするもの、というイメージが強いかもしれませんが、全然そんなことはありませんでした。
もし悩んでいる方がいれば、ぜひ挑戦してみてほしいなと思います。

まとめ

社会人にとって短期語学留学は、挑戦しやすく、リスクを抑えながらも多くの学びを得られる素晴らしい機会です。オーストラリア・ブリスベンで過ごした1か月は、英語力の向上だけでなく、自分のキャリアや生き方を考えるきっかけを与えてくれました。

30代からでも遅くありません。むしろ、経験を積んだ社会人だからこそ得られる学びがあり、人生を豊かにする気づきがあります。もし少しでも留学に興味があったら、まずは短期から挑戦してみるのがおすすめです!

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