私が実際に使って英会話力が伸びた参考書【シャドーイング&フレーズ暗記】

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英語を学び直そうと思ったとき、大切なのは「続けられる仕組み」や「モチベーションの保ち方」です。
私もそれを意識してから、ようやく英語学習を習慣にできるようになりました。

でも、仕組みや習慣が整っていても、具体的にどう勉強するか が決まっていなければ成果は出ません。
そこで今回は、私が実際に取り組んで効果を感じた 勉強法と参考書 を紹介します。

ポイントは、目で読むだけでなく 耳からインプットすること
音声付きの参考書を使い、シャドーイングやフレーズ暗記を徹底的にやり込んだことで、リスニングだけでなくスピーキングや発音まで伸ばすことができました。

こうした経験を踏まえて、この記事では「どんな参考書を使い、どのように取り組んだのか」を具体的にお伝えします。
皆さんの英語学び直しのヒントになればうれしいです。

※習慣づくりやモチベーション管理についてはこちらの記事でも詳しく書いているので、興味のある方はそちらもあわせて読んでみてください。

目次

私が社会人として英語を学び直して気づいた“耳から学ぶ”効果

最初に手にした単語帳での挫折

学び直しの最初に私が選んだのは単語帳でした。
「単語さえ覚えれば、英語が話せるようになるはず」と思ったのです。

ところが現実は、面白くなくて続かないし、覚えてもすぐ忘れてしまう…。
結局、英会話にはまったく結びつかず、最初の挑戦は失敗に終わりました。

TORAIZで勧められた勉強法との出会い

そこで利用したのが、英語コーチングサービスの TORAIZ です。

コーチから「この参考書を使ってシャドーイングをしましょう」「この本でフレーズ暗記を繰り返しましょう」と具体的に提案してもらい、半信半疑ながら実践を始めました。

やっていく中で気づいた“耳から学ぶ”効果

最初は「指定された方法をやってみる」だけでしたが、毎日音声を聞き、声に出す練習を重ねるうちに気づいたんです。

「あれ?耳から入れると、口からも出やすい!」と。

結果的に、リスニング力が伸びただけでなく、スピーキングや発音の改善にもつながり、「耳から学ぶ」スタイルが自分にとって最適だと実感しました。

シャドーイングでリスニング&スピーキングを同時強化

実際に使った参考書3選

TORAIZで最初に勧められたのが、シャドーイング用の参考書でした。私が実際に取り組んだのは次の3冊です。

どれも音声がセットになっていて、耳から学べるのが共通点。スクリプトを読むより、まず「聞くこと」が前提になる教材でした。

学び直しだからこそ効果的だった進め方(0.5倍速→通常速度)

シャドーイングのやり方には諸説ありますが、私はTORAIZで教えてもらった方法をベースに、自分流にアレンジして取り組みました。

たとえば最初はテキストを見ずに聞いて理解度を試し、その後ディクテーションで「どこが聞き取れていないか」を分析。
わからない部分は参考書に書き込み、速度を落として徹底的に声に出しました。
最終的にはネイティブスピードでスラスラ言えるまで繰り返す——このサイクルを何度もまわしました。

※詳しいステップは「シャドーイングのやり方」をまとめたこちらの記事で紹介しています

リスニングだけじゃない!スピーキングや発音にも効いた

シャドーイングは「リスニング強化」として紹介されることが多いですが、私の場合はそれ以上の効果がありました。

耳で聞いた音をそのまま口で再現するので、スピーキング力や発音の改善につながったんです。
イントネーションやリズムも自然に身につき、オンライン英会話で「伝わりやすさ」が格段に上がったのを実感しました。

フレーズ暗記で「言いたいこと」がスッと出るように

実際に使ったフレーズ暗記本2選

シャドーイングと並行して取り組んだのが、フレーズ暗記です。
私が実際に使ったのはこの2冊。

どちらも「音声付き」なのがポイント。

単に目で読むのではなく、耳で聞いて口に出すことで、会話で使える形でフレーズが定着しました。

耳とリズムで覚える暗記法

私は「文字を目で追うだけ」では全然覚えられませんでした。

そこで徹底したのが、音を聞いてリズムで覚えること
音声を繰り返し聞きながら口ずさみ、まるで歌を覚えるようにフレーズを体に染み込ませました。
リズムに乗せて声に出すと、ただの丸暗記ではなく「自然に出てくる英語」になります。

机に座って必死に暗記するよりも、移動中や家事の合間に声に出すほうが定着が早かったです。

オンライン英会話での実践と効果

フレーズを覚えたら、すぐにオンライン英会話でアウトプットしました。
「今日覚えたフレーズを1回は使う」と決めて実践すると、記憶が強化されるだけでなく「実際に使えた!」という達成感も得られます。
その積み重ねで、以前は言葉が出ずに黙ってしまっていた場面でも、フレーズがスッと出るようになりました。

フレーズ暗記は、「言いたいことが口から出る自信」につながる勉強法だと実感しました。

文法のやり直しは「英語のハノン」で

社会人が文法をやり直す意味

オンライン英会話を続けるなかで、「相手に伝わらない」ということはほとんどなくなりました。
けれど次の壁として、細かいニュアンスをうまく伝えられない ことに悩むようになったんです。

「ここは過去形でいいのか、それとも現在完了なのか?」
「進行形と現在形ではどっちが自然なんだろう?」

文法があいまいだと、誤解されるリスクもあります。
英語を話すハードルは下がったものの、「もっと正確に、もっと自然に話したい」という気持ちが強くなり、文法をやり直す必要性を感じました。

参考書の特徴と取り組み方

そこで使ったのが 英語のハノン 初級 です。

ピアノのハノン練習曲のように、文法パターンを繰り返すことで、正しい文が口から自然に出てくるように設計されています。
私はテキストを見ながら音声を聞き、声に出して徹底的に繰り返すことを実践しました。
頭でルールを理解するよりも、「この場面では自然にこう言える」という感覚が徐々に身についていきました。

スピーキング力につながった実感

『英語のハノン』をやり込んだことで、会話中に「文法が気になって言葉が止まる」ということが減りました。
むしろ、より正確なニュアンスを表現できるようになり、誤解なく会話できる安心感が得られました。

文法をやり直すことは、英語を「とりあえず話せる」から「より自然に話せる」へステップアップするために欠かせないと実感しています。

学び直しを支えた習慣と工夫(私流のやり方)

毎日3時間耳を英語に浸す生活リズム

私の学び直しを支えてくれたのは、「毎日必ず耳を英語にさらす」という習慣でした。
通勤時間や家事の合間などをすべて英語音声にあてて、1日3時間は耳を英語で満たすようにしました。

これにより、英語に触れるのが特別な時間ではなく、生活の一部になっていきました。

速度調整アプリやツールの活用

教材の音声はそのままだと速すぎることが多かったので、アプリで再生速度を調整しながら学習しました。
0.5倍速から始めて少しずつスピードを上げることで、無理なく等速まで到達でき、モチベーションの維持にも役立ちました。

忙しい社会人でも続けられた理由

「勉強しなきゃ」と構えるのではなく、隙間時間を徹底的に活用したのが継続のポイントです。
たとえば移動中や待ち時間にイヤホンで音声を聞く、シャワー中に小さく口ずさむなど、生活のあちこちに英語を散りばめました。

こうした習慣や工夫の積み重ねが、学び直しを続ける原動力になったと思います。

※具体的な習慣づくりやモチベーション管理の工夫は、こちらの記事で詳しく紹介していますので、興味のある方はそちらもぜひご覧ください。

学び直しでも英会話は必ず伸びる

今回紹介した参考書と学習法のおさらい

この記事では、私が実際に使って効果を感じた参考書と勉強法を紹介しました。

どの勉強法にも共通していたのは、目で読むだけでなく耳から学び、口に出すことでした。

これから英語を学び直す社会人へのメッセージ

最初は単語帳で挫折した私でも、正しい方法と参考書に出会えたことで、英会話力を伸ばすことができました。
英語を学び直すのに遅すぎることはありません。

もし「何から始めたらいいのかわからない」と悩んでいるなら、まずは音声付きの参考書で耳から英語を取り入れてみてください。
そして覚えたフレーズを声に出し、実際に使うことを繰り返してみてください。
小さな一歩の積み重ねが、必ず大きな成果につながります。

皆さんの英語学び直しの道のりが、少しでもスムーズになるよう願っています。

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